このたびの東北地方太平洋沖地震により被災された方々に対して、心からお見舞い申し上げます。微力ではありますが、
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 学校給食の始まり、現代の役割

 日本での学校給食の始まりは、明治22年のこと。山形県鶴岡町(現・鶴岡市)の小学校で、家庭が貧しくお弁当を持ってくることができない子どもたちに、おにぎり、塩鮭、漬物を出したのが始まりとされています。戦争でいったんは中断されたものの、戦後の食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に、昭和21年12月24日から学校給食を再開。それを記念して、文部科学省は冬季休業と重ならない1か月後の1月24日〜30日までを「全国学校給食週間」としています。

 近年、子どもたちの偏食、孤食、少食が問題となり、給食を通した食育が重要となっています。給食でそれまで食べた経験のないものを食べることで偏食を克服する機会となったり、食事マナーを身に付ける機会にもなっています。また「同じ釜の飯を食う」という言葉があるように、給食を通して児童や先生とコミュニケーションを深める役割も高まっています。

 

学校給食の献立づくり。ご当地グルメも

 子どもの頃を振り返ると、毎日の給食メニューに一喜一憂にしていましたよね。実はあの献立は栄養士だけで作っているのではなく、文部科学省の「学校給食実施基準」の「児童又は生徒1人1回当たりの学校給食摂取基準」に基づいて作られているのです。

 児童8〜9歳の場合、1食でたんぱく質13〜28g、カルシウム350mg、食物繊維6.0gなど1日に必要な栄養量の3分の1を摂取できるように献立を作成。家庭で取りにくいカルシウムやビタミン類は、1日に必要な量の4~5割を摂取できるようになっています。

 とはいえ、献立を作成するのは、自治体の学校給食会。そのため、秋田県ではきりたんぽ、愛知県は味噌カツ、大阪はたこ焼き、長崎県はチャンポン、愛媛県はミカンご飯、沖縄はラフティなど、ご当地グルメが出ることも多くあります。

 

給食参観、試食会にぜひ参加しよう!

 「全国学校給食週間」では、子どもたちだけの取り組みではありません。期間中は、保護者や地域住民を対象に学校給食センターの見学会、子どもたちの給食参観、学校給食の試食会など行われることがあります。子どもたちの成長を支える食事だからこそ、現代の学校給食を知る機会として、ぜひ参加してみては?


 

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